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初代モスラ は、良い映画でした

初代モスラ は、良い映画でした。たしかにモスラの造型は??な部分はあるけど、脚本が良ければ、魅入ってしまえば、それなりにリアル化してしまう構造が、人の頭の中にあると思うのです。アニメ、アトムのように。脚本が良くないとやはり映画はなあ、、、。東宝の平成リメイクの特撮シリーズが、ズバリ恥ずかしいのは、見せ方ばかりが先行して物語に空回りがある。子供向けとは言え、、、。
私のモスラの最初は、モスラ対ゴジラ、小学校高学年かな?1964公開なので、1956年生まれは8歳か、名古屋市北区大曽根の映画館へ。”モスラ”は再放送のテレビで、幼心に感動したことを覚えてる。カラーの感動もあったのかな?
 ザ、ピーナッツ も秀逸で。いつ聴いても良いなあ。
 技術に振り回されてはいけないなあと、技術は裏方ですごいことを、普通に魅せてこそマニアの住処になるなあと、想うのです。

富士山、世界遺産のきれいな山

みんながそうしているから。
 富士山へ行ってきた。きれい。ゴミが落ちていない、小さなゴミもない。目につくゴミは即座に拾われる。見えるのは岩肌ばかり。これだけの人と雑踏と清潔さ。これは世界遺産にふさわしいと、感じました。
 沢山の人が集まる一大観光地。外国人も多く、訳の判らない若者も。しかし遊園地じゃないから、掃除夫が雇われているわけじゃない(たぶん)。その清潔さを支える人が沢山いる。あちこちにいるガイド、ボランティアや売店、山小屋で働く人。山岳部は山を汚さない掟か信仰に似たものがある。登山家は反動で自分の身には無関心だ。ポケットはゴミ箱だと、ボーイスカウトでは習う(と思う、)
 テレビ番組で日本人と外国人の対応の差を、”どうして日本人はそうなんだ?”と問うていたが、わたしは、どこの国でも同じ訳で、”皆がそうするから”、だと思っている。日本人はすぐ謝る、はっきり物を言わない、言い合いをしない、銃を持たなくて安全、清潔好き。それは皆がそうだから、それが一番最適な対処なる。モラルと呼ぶ物だろう。
 それを支える人達が確実にいる。理屈でなく、聞く耳を持たず、訳も問わず、確かな長い伝統に揺るぎない自信をもって、清潔をもくもくと支えている多くの現場の人達があって、うん、異様と感じるほどきれいな、富士山がある。
 登山道は当たり前にきれいだ。すばるライン五合目の駐車場は、繁華街に似て雑多でごみごみとしてる。若者がカメラを振り回し、地べたに座り込んでいる。それでもゴミは少ない。ゴミ箱はない。ゴミは持ち帰る。
 やはり富士山とそれを支える人々は、誇れる世界遺産である。

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がん

 ガンは、体内細胞から変化する。それは遺伝子の変化による。細胞がガン化する時に、様々な原因でガン化する遺伝子とガン化を制止する遺伝子が、何段階の変化が必要だ。いくつかの組み合わせ、すべての条件がそろったときに、ガン細胞が発現する。ガン化した細胞は、いくつかの段階を経て母体を侵す。無秩序に増殖を始める。塊になると血管の造成を行う。次の段階では転移の能力を発現し、離れた場所でまた増え続ける。ガンは、遺伝子の疾患だという。それは疾患や異常と言うより、あらかじめ備わった潜在的な仕組みのように見える。遠い未来のおおきな環境の変化にそなえて、生き延びるための仕組みにも見えてくる。けっして単純な繰り返しでなく、高度で複雑で戦略的な手順を経て、ガンは確実に母体を侵していくし、環境適応のように薬剤耐性を備えて、力を増して復活してくる。

 本書では、時系列でガンとの治療の変移を追いながら、治療分野をうまく整理して伝えてくれる。病変削除という外科療法から始まり、消えるガンと続くガン。いったん消えて再発するガン。いつの間にかあちこちへ転移するガンと医療現場での試行錯誤から話は始まる。解剖学の整理、細胞、細菌の発見から消毒薬の利用、麻酔薬が開発され、放射線の発見、細胞の仕組みの解明、遺伝子工学の発達。医療技術と生命科学の進歩から、化学療法、放射線治療、遺伝子操作技術を駆使してガンとの戦いはく。

 医療、技術めんからでなく、社会的な戦略、啓蒙なども組み込まれている。膨大な資金をガン治療に向けるためのロビー活動、宣伝や啓蒙。世界的規模になったガンとの戦いには、政治的なものも避けて通れない。強力巨大なたばこ産業が結局、ガンのために縮小を余儀なくされたことは、ある意味驚きだ。良心を持ち出すべきかどうかは判らない。

上、下巻有って合計1000ページになるのかな。続けて読みました。おもしろく、訳がとてもすばらしく読みやすい本だった。

賞を目当てに本を選ぶと、おおよそ間違いが無いですね。ハヤカワのノンフィクションは良いねえ。

 

ピュリッツァー賞&ガーディアン賞受賞! 各界で絶賛を浴びた傑作ノンフィクション

がん‐4000年の歴史‐ 上 (ハヤカワ文庫NF) 文庫 – 2016/6/23
シッダールタ ムカジー (著), & 2 その他

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